どの宗派においても、かかせないお供え物はお花ではないでしょうか。お線香やお菓子といったお供え物は多いけれど、キリスト教なら必要ないしお菓子も好みがあります。しかしお花はお悔やみの気持ち、弔意を最大限に表現できるお供え物のひとつだと言えます。そんなお花ですが、贈り方を間違えると思わぬ結果をもたらすことになりかねません。お花屋さんや葬儀会社に日程や予算、故人との関係性を伝え適切な贈り方を提案してもらいましょう。
お花の色は一般的に悲しみを表す「白」が主流ですが、最近ではその中に淡いピンクや黄色を入れ、少しでも遺族が柔らかい気持になれるよう配慮するデザインが喜ばれています。また、花束ではなくアレンジメントが選ばれるのはどんな場所にも飾ることが出来ると言うメリットがあるのも理由のひとつです。さらにどんなに素晴らしい供花を作っても、贈るタイミングを間違えるとうまく弔意が伝わらない結果にもなりかねません。
お通夜の前に届けるなど適切な贈り方をしましょう。葬儀は厳粛な場であるため他にも細やかな配慮があります。贈る前にはしっかりとお花屋さんや葬儀会社などのプロと相談することが大切です。